茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1567 2024.11.13
再びガビチョウ 現れる
美しい音色が聞こえてきた。
見上げると樹上に1羽のガビチョウ。
しばらく、その美声を聞きながらガビチョウの姿を眺めていた。
国立環境研究所のデータベースによれば、元々は中国南部、海南島、台湾、香港、ベトナム北部、ラオス北部に生息していた外来種である。
観賞用に輸入された飼い鳥が逃げ出す、あるいは飼い主によって放たれ、野生化したと考えられる。1980年代に北九州で観察されたのが最初である。関東では1990年に山梨で最初に観察された。現在、日本の侵略的外来種ワースト100。
調べていたら面白い記事を見つけた。令和6(2024)年度 環境省「特定外来生物の市区町村別侵入状況の把握のためのアンケート」調査の結果は,以下の通りであった。
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/moe2024_0927.xlsx
これには他の動植物のことも記載されていて、興味深い。
※都道府県単位の分布地図は、術誌や記事、報などをもとに、標本や画像データを確認して作成されたものである。 市区町村単位の分布地図(詳細マップ)は、自治体へのアンケートをもとに作成されたものである。従って、両者の分布情報が一致しない部分がある。