茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1556 2024.11.2
牧野富太郎が命名したハキダメギク
牧野富太郎が大正期に世田谷区の「掃き溜め」に生えていたことから命名されたものと言われている。このようなことで命名される植物もあるのだ。
「掃きだめ」とは都市のゴミ収集が行われていなかった時代、ゴミや壊れた不用品などを捨てていた場所である。少年時代に、このような「掃きだめ」場所があったことを思い出した。昭和30年代だったと思う。
当地では、道端と畑地でハキダメギクを良く見かける。
ハキダメギクの特徴は、小さな花が多く集まって一つの大きな花のようになって見える。また、舌状花と筒状花がいくつも集まって、一つの花のようになっている。