茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1534 2024.10.11
ミシシッピーアカミミガメ 首の機能
遊水池に、しばらくぶりにミシシッピーアカミミガメが現れた。
集団で池の周囲に休息し、いずれも首を突き出していたことに眼を留めた。
首の機能を調べていたら、「カメの首は、伸び縮みしやすく、関節とその周囲の組織も柔軟であるために、曲げたり折りたたんだりできるようになっている。何か用事があるときに見せるしぐさ」と記載されていた。
この用事とは何だろうか?それぞれの個体は何らかの目的があって首を伸ばしているものの、この先の行動、つまり「行動連鎖」を継続して観察することでわかるかもしれない。
行動学でいう、「エソグラムの作成」というやつだ。行動学の面白いところは、このような「行動連鎖」の観察と解析およびその解釈にあると思う。