茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1517 2024.9.24
コナギ
水田内で可憐な青紫色の花をつけたコナギを見つけた。光沢のある卵形あるいは心臓形の葉をつけているのが特徴だ。
日本の代表的な水田雑草で、稲作が伝来したときに稲に伴って持ち込まれた帰化植物と考えられている。
コナギは、窒素等の吸肥力が高く、密生するとイネの生育が抑制されるため、古くから雑草として除草の対象となってきた。
名前の由来は、ミズアオイとともに、マキ科の樹木である梛(なぎ)の葉に似ていることからナギ。ミズアオイよりも小型のため
コナギ(小梛)とされる。