茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1438 2024.6.29
スズメバチの死骸を推理する
林道に約5㎝大のスズメバチの死骸2個体があり、登校中の小学生が物珍しそうに見ていた。
前日、同じ場所を通りかかった時にはスズメバチは見当たらなかった。
24時間内に何かが起きたのだろう。想像力を膨らませて、この2個体が死骸になるまでのプロセスを推理していたら楽しくなって!?きた。
学生時代に読んだ本(写真記録)の中に、いくつもの動物の足跡が交錯し、これらの動物たちの行動を推理するという場面があった。ニコ・ティンバーゲンが著者だったように思う。
また、写真家の宮崎学『動物の目で環境を見る 死を食べる』を大学授業の教材として活用したことがあった。生き物の死が、さまざまな生き物の命を繋いでいることを学生たちには伝えた。
スズメバチの情景を見たとき、上記の本を思い出して、時間がタイムスリップした。