茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1428 2024.6.19
トクサ
道端でトクサを見かけた。
ラテン語の「equus(馬)+ saeta(刺毛)」が語源で、たくさん輪生するスギナの細い枝の形を馬のしっぽにたとえた常緑のシダ植物。
全面「茎」という感じのトクサは、茎は直立して節が目立つ。
この茎は珪酸質を含み、表面にこまかい突起があり、かつて細工物を磨くのに使われていたようだ。
名前は、「砥石になる草」(砥草)に由来する。
堅くざらざらした茎を、木材・骨・爪などを磨くのに使われていたのだろう。
有用な植物だったに違いない。