茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1262 2023.12.28
サワラ
誰にでも忘れられない樹木があると思う。
小生の思い出の樹木は、「サワラ」だ。初めて木登りをしたのが「サワラ」であった。
自宅の道路沿いに植えられていた「サワラ」は、幼少の頃、毎日のように眺めていた。
身長よりも高い場所から眺めたら、どのような世界が広がるだろうか。そう思い始めて登り、座れる大きさの枝先に腰かけてみた。道路沿いの通行人や車などの動きや様子がこれまでと全く異なることに気づいた。世界が広がったように見え、いつまでも「サワラ」の木に腰かけていたことを思い出す。
あのときの、「サワラ」の樹皮や葉の肌触りの感触は今でも身体に刻み込まれている。
当地では、2か所サワラを見ることができる。