茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1259 2023.12.25
ナンテン
拙宅のナンテン果実が見事だ。
「難を転じて福をもたらす」正月の飾り花として床の間に飾りものとされてきたナンテン。 赤色に縁起が良く厄除けの力があると信じられ、江戸後期から慶事に用いるようになった。
動けない植物は、ヒヨドリによって果実を運んでもらっている。
やがて、それらの果実は鳥の糞として消化され、種子は遠くまで運ばれ、子孫を増やすことにつながっていくのだろう。
ナンテンも生きている。ヒヨドリも生きている。見えない世界を想像する。