茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1244 2023.12.10
エノキ
散歩道では、枝ぶりの良いエノキをいつも見かける。農家の方に聞いてみると、戦前からこの土地にあったそうで、樹齢70~80年くらいになるのではないかと述べていた。
エノキは巨木になり遠くからでも良く目立つので、江戸時代には街道の一里塚や村の境界ごとに植えられたといわれている。当地においても人里近くに見られることから、何らかの目印となったに違いない。
古の人たちもこのエノキを眺めながら、目的地まで歩いていった姿が眼に浮かんでくる。
エノキはこのような姿が想像でき、格別の樹木である。