茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1234 2023.11.30
ツマグロヒョウモン♂
ツマグロヒョウモン♂が、長い間、回転しながら吸蜜している珍しい場面を動画に収めた。
ツマグロヒョウモンは本州、四国、九州、沖縄で最も普通に見られるヒョウモンチョウ類。 平地から山頂まで様々な環境で見ることができ、また、成虫が4月頃から11月頃までと長い期間観察できる。
元々は南方系の蝶であったが、1990年代頃から徐々に分布を北へ広げており、現在では中部地方や関東地方で最も普通に見られるヒョウモンチョウ類の蝶となった。
幼虫がパンジーなどスミレ類を広く食べることから園芸植物にまぎれて広がったともいわれる。また、地球の温暖化もこのチョウの隆盛に一役買っているようだ。