茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1233 2023.11.29
大菊 厚物と管物
かつては、このような菊の光景はいくらでも見られた。
現在、園芸を趣味にしている人の中でも厚物や管物の菊造りを手掛けている人は限られているようだ。鉢の中の土壌、腐葉土などとの割合、経験と栽培技術、時間をかけて育てることなど多大な苦労を重ねるからだ。
高校時代、園芸に興味を持っていた頃、厚物の菊造りに挑戦してみたいと何度も思った。通常の菊とは品種が異なることと、手間暇かけて作ることから難しくてあきらめた。
当時、自宅ではレース鳩やニワトリ、ジュウシマツなども飼育していたので、手が回らなかったこともある。
この厚物や管物の大菊は、いつも、あこがれの菊であった。