茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1225 2023.11.21
ソヨゴ
モチノキ科の常緑樹。散歩道沿いの個人宅で観察・記録した。
柄の長い葉が風に揺れて音を立てる(=そよぐ)ことから、ソヨゴと命名された。
常緑樹の中では雰囲気が明るいため、現代的な住宅の植栽に株立ちを使うことがあるようだ。
漢字表記の「冬青」は冬の間も葉が青々と美しいことにより、サカキのない寒冷地ではその代用として神事に用いられている。
直径約5mmの果実は、赤から黒に熟していくが、食用にはならず、また野鳥も食用としている場面を当地で見たことはない。