茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1189 2023.10.9
イガグリ
一般にイガグリは、「いがに包まれているままの栗」を表している。
ブナ科クリ属の木の一種。クリのうち、各栽培品種の原種で山野に自生するものは、シバグリ(柴栗)またはヤマグリ(山栗)と呼ばれる、栽培品種はシバグリに比べて果実が大粒である。
実が茶色に成熟すると、いがのある殻斗が4分割に裂開して、中から堅い果実が1個から3個ずつ現れる。果実は単に「栗」、または「栗の実」と呼ばれている。
少年時代、栗の実を取り出すのに苦労した思い出がある。あの「いが」が苦手であったからだ。その点、シイの実のほうを採集しフライパンで調理して食べたことが記憶に残っている。