茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1176 2023.9.26
サルスベリの花
当地ではサルスベリが多く植栽され、この時期の花の色を楽しみながら鑑賞している。
赤紫、紫、薄紫色の花がきれいだ。花の中心にある黄色の雄しべは偽物で、周囲にある長い触手のようなものが本物の雄しべとされている。
雌雄同株で、6枚の花弁は扇形。それに囲まれるように1本の長い雌しべと多数の雄しべがある。最も目立つのは先端(葯)が黄色くて短い雄しべだが、これは虫をおびき寄せる見せかけのものといわれている。
実際に生殖能力を持つのは、周辺部にある長い6本の雄しべで、その先端は紫色っぽい。
やはり、どのサルスベリの花も、中心の黄色い部分が目立つ。