茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1170 2023.9.20
ローゼル
ローゼルは、熱帯アフリカ原産のアオイ科フヨウ属の多年草。果実には心地よい酸味があり、ハイビスカスティーやジャムなどの原料として利用されている。
そのため、世界中の熱帯、亜熱帯地域で広く栽培されており、栽培逸出したものがアメリカ大陸、アジアなどの熱帯地域で帰化植物として定着している。
熱帯植物のため、日本では冬を越すことが困難なため、一年草として扱われている。
ローゼルの花期は9月~11月。花期になると、茎の上部の葉腋にオクラの花に似た透明感のある花を咲かせる。花は花径6~10㎝程度の5弁花で、淡い黄色をしており、基部が暗赤色となる。果実は直径約1.5㎝程度の大きさで、ツヤのある暗赤色をしている。