茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1153 2023.9.3
スズバチとイモムシ
林縁で貴重な場面を記録した。スズバチとイモムシの食う―食われる関係を偶然にも観察できた。
スズバチは、平地や低い山地に生息するドロバチの仲間。これまではドロバチ科に分類されていた仲間の昆虫だが、最近はスズメバチ科に分類されるようになった。
体長は2~3㎝。体は黒色で、灰褐色の微毛に覆われ、腹部は光線の具合によってビロード状の光沢をしている。斑紋は橙黄色で、翅はやや暗褐色を帯び、前翅の中室は黄褐色。
本個体は、チョウやガの幼虫と思われるイモムシを狩って食べており、カメラに収めた。