茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1136 2023.8.9
ハツユキソウ
暑い季節にこの花を見ると、涼しげな気持ちになってくる。花の周りの葉が白い覆輪となっているのが特徴の植物だ。
北アメリカに分布するトウダイグサ科の一年草。元々、ミネソタ州からコロラド州、テキサス州などを中心に分布し、主に草原や牧草地などに自生していたといわれている。
広く栽培されたものが逸出し、各地で野生化していったようだ。
真っ直ぐに伸びた茎の頂部に多数の花序を出し、小さな花を咲かせる。
花序は杯状花序で、カップ状になった総苞の中に、雄花数個と雌花が包まれる形になった。