茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1117 2024.7.21
ヤナギハナガサ
ヤナギハナガサは、南アメリカ原産のクマツヅラ科クマツヅラ属の植物。繁殖力が強く世界各国で野生化している。当地の道端でも見かける機会が増えた帰化植物のひとつである。
別名のサンジャクバーベナという名前が広く知られている。まっすぐ伸びた茎の先端が3つに分かれ、紫色の小さな花が密集して咲くのが特徴。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を散房状(花序の上部がほぼ平らになる)に出し、小さな紅紫色の花をたくさんつける。 花序径は約3~4㎝。
花径は3~5mmの筒状花で、長さは約1㎝あり、先が5つに裂けている。 花冠の外側には白い開出毛(ほぼ垂直に立っている毛)が生える。