茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1107 2023.7.11
バナナ
当地で1ケ所バナナが露地栽培されている場所がある。
バナナがどんな風に出来るのかあまり見る機会が少ない中、バナナの成長を観察できるのはありがたい。
バナナは、葉の集合体のようで、木の中心から新聞紙を丸めたような感じで1mくらいの葉が伸びてくるが、約30cmの葉が出たとき実が付く合図となるようだ。
小さな葉が出た後に、茶色いラグビーボール状のものがぶらさがって下に伸びているのが観察できる。よく見ると、下に向かって順番に花が咲いている。
赤茶色いのは花びらではなく、「苞葉」と言うそうだ。
苞葉が咲いているのが分かる。苞葉の内側には、小さなバナナが並んでいるのが見えた。
1つの苞葉にはバナナが15~20本グローブ状に付いている。
先端には袋のような物が付いている。バナナの蜜だろうか。苞葉が10~13段付いたら、それ以上成長しないようだ。
珍しい場面を記録に残すことができた。