茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1103 2023.7.6
再生尻尾を持つニホンカナヘビ現れる
拙宅に現れたニホンカナヘビ。何気なしにカメラに収めたが、尾に自切の跡があるカナヘビであった。よく見ると、途中から色が変わっており再生していることに気づいた。
よく観察すると、再生した尻尾は元のものよりも短く、色や模様も変わっている。明らかに自切した個体である。
カナヘビの尻尾が再生するのには、8か月程度かかるといわれている。再生した尻尾は以前のものとまったく同じものが生えてくるのではなく、色が体色と違ったり、長さが短かったり、形が変形していたりするものが生えてくるといわれている。
新たに再生した尻尾には、軟骨があるだけの尻尾になるようだ。
珍しい個体に巡り合い、貴重な記録となった。