茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1091 2023.6.24
カライトソウ
畑地で、イヌの尾のような形のピンクの花を目撃した。調べると、カライトソウ。
絹糸のような花の様子が、まるで外国(唐)からきた糸のように美しいことから「唐糸草」と名付けられた。穂状の花は垂れ、先端から根元に向かって咲き進む。
元々、本州中部に分布し、主に高山や亜高山の草原に自生する山野草の仲間。 草丈は約50cm、茎は上の方でよく枝分かれしている。葉は楕円形で、波形のギザギザが見られた。
雄しべ(花糸)が紅紫色で1cmほどの長さがあり、花の外に突出したような感じになる。
日本原産で、バラ科ワレモコウ属の多年草。学名からサングイソルバ(Sanguisorba)などとも呼ばれる。