茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1084 2023.6.17
モナルダ(タイマツバナ)
畑地に見慣れぬ植物。調べるとモナルダ(タイマツバナ)。モナルダは、夏の花壇を彩る花として親しまれ、暑さに負けず、力強く咲く姿が魅力的だ。
タイマツバナとも呼ばれるように、鮮明な赤い花が盛り上がるように咲き、苞も赤く色づく。品種が多く、花は赤のほかにも、桃色、白、紫など多彩である。
モナルダ属には16種ほどがあり、栽培されるのは主に、モナルダ・ディディマ(Monarda didyma、和名はタイマツバナ)と、モナルダ・フィスツローサ(M. fistulosa、和名はヤグルマハッカ)で、交配品種も多数育成されている。
さわやかな香りがあり、ミカン科のベルガモットオレンジに似ることから「ベルガモット」とも呼ばれ、ハーブティーとして利用されている。ホワイト、ピンクなど、花色だけの名前で流通するものや、品種名のないものも多くあるようだ。
モナルダには、いくつもの表情がある。まるで夏の打ち上げ花火を見ているようだ。