茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1078 2023.6.11
ザクロの花
今年もザクロの花が咲く季節となった。
学名「Punica(プニカ)」 は、ラテン語で「Poeni(フェニキアの)」を意味し、古くカルタゴ周辺(フェニキア人の海外植民市)がザクロの原産地であると考えられていたことから由来する。
ザクロは世界各地で栽培され、日本では東北地方南部から沖縄まで。日当たりが良い場所を好み、英語名の「pomegranate」は、粒の多いリンゴという意味がある。
5㎝くらいの筒状をした6弁花をつける。 花弁は薄く、皺がある。 花の色は紅色だが、観賞用の品種には白、黄色などのものもある。 また、八重咲きのものもあり、花石榴(ハナザクロ)と呼ばれている。 萼は紅色で、浅く6つに裂ける。 花の真ん中には黄色い雄しべが見られる。
花の後にできる果実が今から楽しみだ。