茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1071 2023.6.4
ビワの旬
今回、散歩道の新たな場所でビワが実っているのを見つけた。
ビワは、初夏の訪れを感じる果物といわれている。ビワが食べごろの時期は、産地によって異なっているようだ。農林水産省(令和2年度の統計調査)によると、ビワ収穫量の上位3県は長崎県(25%)、千葉県(19%)、鹿児島県(9%)となっていた。このデータを見ると、長崎県と千葉県で収穫されたビワが、特に多く出回っているようだ。
長崎県と千葉県では距離が離れており、気候の変化が同じではない。ビワの旬が訪れるタイミングが全く同じにはならないことに気づく。また、露地栽培に加えてハウス栽培されたものもある為、同じ地域で収穫したビワでも、旬の時期が異なってくることが考えられる。
露地栽培の収穫時期は5月~6月と、出荷時期が異なり、各品種によって旬の時期が異なっているようだ。
少年時代に食べたビワの実はいつの時期だったろうか。美味しく食べた記憶だけが蘇ってくる。