茅ケ崎市赤羽根「今日の生き物記録」1062 アメンボ

茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1062 2023.5.26

アメンボ

 水田にアメンボが現れ始めた。カメラに収める時、個体の影が反映し、何とも言えないアングルになった。

 アメンボは沼や池などの開放的な場所を好むようだ。アメンボの背中には折り畳まれた翅があり、水があるところへ飛んでいく習性がある。

アメンボが水に浮くしくみは不思議だ。アメンボの脚の先端、水をはじくための短い毛が密生し、水面の揺れなどを感じる長い感覚毛が数本ある。

アメンボには6本の脚がある。前の2本が短く、後ろの4本が長いのが特徴。真ん中の2本は体長よりはるかに長く、これをボートのオールにように使って推進力をつくっている。

 

アメンボの脚には、細かい毛が密集し、この毛が水をはじく。ワックスのようなロウ状の成分が分泌され、それを脚に塗ることによって浮力を維持しているといわれる。