茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1054 2023.5.18
カタツムリ(ミスジマイマイ)
道路上でカタツムリを見かけた。カタツムリは、陸に生息する巻貝の一般的呼称である。カタツムリは肺を持つため陸上で肺呼吸をする。背中に大きな貝殻を持つものをカタツムリ、殻が退化して消失したものをナメクジと呼んでいる。カタツムリは外套膜から炭酸カルシウムを分泌することによって貝殻を形成する。カタツムリが今回のように、カルシウム成分の多い場所で観察できる意味が理解できる。
殻を持つことのメリットとしては、外敵に対する物理的防御、体からの水分の蒸発を防ぐなどがあるが、自分の体が隠れるような大きな殻を作ることは、物質とエネルギーの双方で大きな負担となる。
本個体は、ミスジマイマイと思われる。