茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1030 ストロベリーキャンドル

茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1030 2023.4.24

ストロベリーキャンドル(クリムゾンクローバー)

ストロベリーキャンドルはクローバーの仲間で、いちごを逆さにした形をした赤い花を咲かせているのが特徴だ。

マメ科のストロベリーキャンドルの根には、根粒菌という微生物が存在している。この根粒菌の働きは、大気中の窒素からマメ科の作物の中に植物の三大栄養素の一つである「窒素」を取り入れる働きをする。

「根粒菌」教材として活用してみるのも面白いかもしれないと思った。

花や葉茎は、刈り込んでマルチングにしたり、土に入れて堆肥として肥料の役目(緑肥)も果たしている。肥料の効果以外にも、マメ科の植物は土壌が豊かになることによって、病害虫の発生の抑制にもなることで知られている。

 

このことから、当地においては、畑に植える花としてもよく見られるようになってきた。