茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」1014 2023.4.8
ウラシマソウ
昨年から数か所でウラシマソウを見かけるようになった。この正月には、液果状の実の集合を観察できた。
茎先に肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出す。 花序は仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)に覆われている。
仏炎苞の色は暗い紫色である。花序から付属体が細長いひも状に伸び上がり、途中から垂れ下がるのが特徴である。根際から生える葉は、長い柄を伸ばして直立し、鳥足状に切れ込んでいて大きな傘のように見える。
和名の由来は、肉穂花序につく細長いひも状の付属物を浦島太郎の釣り糸に見立てたものとされている。
坂道で見かけたウラシマソウ。いいな!!と思う。