茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」995 レッドロビン

茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」995  2023.3.20

レッドロビン

 

 拙宅の生垣は、レッドロビン。30年前に6本を植樹したが、年月とともに害虫などによって枯れてしまい、現在残っているのはわずか1本だけとなってしまった。

 

 剪定をするたびに、次から次へと真っ赤な新芽が発生するのが楽しみだった。新芽は開く前から赤いのが特徴であるのもお気に入りだ。

 

 これまで頻繁に刈り込むことが多かったため、花や実を楽しむ木という印象は乏しい。 

 

 多田多恵子「道草ワンダーランド」(NHK出版, 2023)の中にレッドロビンの新芽の赤色のことが記載されていた。若い葉は透き通るような赤色で、表裏もすべすべしている。赤色の色素であるアントシアニンンが細胞内の液胞に貯蔵されているからだ。赤色のアントシアニンは、紫外線から守っていることが記載されていた。