茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」983 2023.3.8
ミツマタ開花
当地のミツマタが開花し始めた。花は筒状の小花30~50個からなり、外側の小花から順に咲いている。咲き始めは蜂の巣のように下向きだが、咲き進むにつれて全体がボール状になる。
小花に花弁はないが、約10~15mmの萼の先端が4つに裂けて花弁のようになる。萼の内側は鮮やかな黄色だが外側は銀毛に覆われるため、より鮮明に見える。
ミツマタの漢名は「黄瑞香(おうずいこう)」で、ジンチョウゲに似た黄色い花が咲くことを意味すると言われる。
神奈川県下では、東丹沢にミツマタの群生地がある。遠出しなくても、身近に観察できて嬉しい。