茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」955 2023.2.5
ツワブキ 種子
ツワブキの種はタンポポの種と見た目もよく似ており、風に吹かれて飛ぶ。この様子を、昨年、都内小学校の校長先生から児童たちにタンポポの代わりに教材として活用したとの便りをいただいた。
ツワブキの花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)で、花が枯れてたくさんの綿毛ができる。タンポポほどではないが、きれいにそろって丸く球のようになる姿が何とも言えない。
種は大きく結構しっかりついているため、口で息を吹きかけただけで飛ぶタンポポの綿毛とは違い、簡単には飛び上がらないことが、教材として児童たちにも活用されているのかもしれない。