茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」936 2023.1.10
イエネコ
畑の真ん中でポツンとネコが座っていた。
穏やかな表情をしており、毛並みも良いことから飼いネコと見られた。
ノネコは、警戒心があり、人を見ると逃げ去ることが多い。
大学生から社会人になった時にイエネコを飼育したことがあった。飼っていた猫は雄であったが、拘束されることを嫌い、いつの間にか外出して、気がついたら家に戻っていた。時には、セミやスズメを捕まえ、口に銜えて飼い主に報告することもあり不思議だった。
引っ越した際に猫も一緒に連れていったが、一時行方不明となったことがあったが、数日後には戻ってきた。飼い主や家の周辺の様子を覚えていることに感心したことがある。
猫といえば、夏目漱石の「吾輩は猫である」を思い浮かべる。猫から人間社会を実によく風刺し、おまけにヒトの性格までよく見抜いている。動物から見た人の社会は面白い。