茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」864 2022.10.30
クロガネモチ
赤羽根山の散歩道沿いでクロガネモチを見かけた。常緑樹で、黒っぽく生い茂る葉の中に変わった色彩と形をした実を観察した。
「苦労がなく金持ち」に通じるネーミングから縁起木として知られる。モチノキの仲間で、若い枝や葉柄が黒紫色であることや、葉が乾くと鉄色になることからクロガネモチと名付けられたといわれている。
「鉄(くろがね)持ち」は縁起が良いと、昔から庭に植える人も多くいたようだ。
かつて、クロガネモチはモチノキ同様、樹皮から「とりもち」を作ることができた。
少年時代、捕虫用に使われたねばねばしたガム状のものを細長い棒につけて、トンボなどを追いかけた思い出がある。何故か柳の葉などが、棒の先についてしまうことが多かった。