茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」858 2022.10.24
カラスウリの虫こぶ
カラスウリの茎が膨らんで曲がりくねってできる虫こぶのカラスウリクキフクレフシを見つけた。カラスウリにはよく見られる虫こぶとされ、虫こぶを作っているのは、タマバエ類のウリウロコタマバエといわれている。
徳田明(2013)の報告によると、「ウリウロコタマバエにより,カラスウリ(ウリ科)などの茎が紡錘形に肥大した虫えいであり、内部には複数の幼虫が入っていることが多い」こと、またウロコタマパエ属のタマパエは、植物の校や茎に虫えいを形成するものが多い(Yukawa ら2005)の報告もあった。