茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」822 2022.9.18
ヤナギバルイラソウ
道端で、花茎4〜5cmの淡い青紫色の花を見かけた。5枚の花びらには細かいシワが入っていた。
ヤナギバルイラソウ。メキシコ原産の外来植物で、繁殖力が強く野生化している。
ヤナギのような細長い葉の脇から伸びた花柄の先に、先が5つに裂けた漏斗形の花。
一日花で、夕方になるとめしべを残して、花がするりと落ちる。似ている花には、「ムラサキルエリア」がある。葉が細くなく、楕円形の葉なので見分けることができる。
名前の由来は、葉がヤナギ(柳)の葉のように細長いルイラソウ(ルイラ草)で、ルイラはフランスの植物学者Jean de la Ruelleにちなんでつけられた。
日本には沖縄経由で1970年代に持ち込まれ、暖地を中心に自生する帰化植物。繁殖力の高さと外来種であることから雑草として扱われ、現在は駆除対象の植物となっている。