茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」811 2022.9.5
ブッソウゲの花
道沿いで、目に留めた初見の植物。
ブッソウゲは、もともと熱帯及び亜熱帯に自生するアオイ科フヨウ属の常緑低木。「ハイビスカス」の原種の一つとされ、花を観賞するため、自生地以外の当地でも栽培・鑑賞されているようだ。
花の直径は、約10~15cmで5枚ある花弁の縁は先が裂けて反り返ったように見える。花は鮮やかな赤色のほかに、桃色、黄色を観察した。花の中央に突き出るのは、雌しべと雄しべが合体したもの。黄色く見えるのが雄しべの葯で、先端にある赤いものは、柱頭が五つに裂けた雌しべ。