茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」755 2022.7.11
ヤブミョウガ
今年も、林縁の薄暗い場所でヤブミョウガが観察できた。
葉の色や形がミョウガ(ショウガ科)に似るため命名された。日本以外でも東アジアの各地に分布する。夏から秋にかけて花茎が伸び、直径6mmほどの小さな白い花が、茎の上部に段々に集まって咲く。花には両性花と雄花があるが、「一日花」。タイミングをずらして次々に咲くため、花期は1か月間ほど楽しめる。
茎は高さ70cmほどだが、花の時期には更に花穂が伸びて、1mほどになる。葉は長さ20センチを超える大型で、茎の中央付近から6~7枚が車輪状に並んで生じる。