茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」745 2022.7.1 ムクゲ
道端にムクゲの花が咲いていた。大きな花を咲かせるムクゲは、盛夏を彩る代表的な花木。種小名の「syriacus」は「シリアの」という意味だが、中国の原産。韓国の国花として知られている。日本には平安時代以前に渡来し、古くから庭木や生け垣として栽培されてきた。ハイビスカス、フヨウなどと同じフヨウ属。ムクゲは大きな5枚の花びらの中に長い雌しべがあり、雌しべの軸の途中から多数の雄しべが出ているが、これはハイビスカス属の植物すべてがもつ特徴とされている。