茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」734 2022.6.20
クマバチの吸蜜行動
今季、クマバチを初見。紫花にブンブン翅音をたてながら飛び交っているのを目撃した。紫花はトードルフラックスか? 花の蜜と花粉を食べることに集中しているところをカメラに収めた。
本個体の特徴としては、胸の部分に黄色い毛が多く生えており、腹部は黒色。全体的に体の幅が広くガッシリとした印象がある。胸の部分の毛は中心部分に少し毛がない為、胸の中心部分に黒い点が見られる。
クマバチは毒を持っている蜂といわれているが、クマバチの毒針は産卵管が変化したものである為、毒針はメスしか持たず、オスは毒を持たない。メスも手で掴んだりしない限りは刺してくる事はまずないといわれている。様々なアングルからカメラに収めていると、クマバチの方から勢いよく飛び去り、遠くへ移動してしまった。貴重な機会に恵まれたと思う。