茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」729 2022.6.14
ヒナキキョウ
赤羽根のバス停留場で可憐な花を偶然にも見つけた。調べると、ヒナキキョウ。
北米原産で、1931年に横浜で帰化が確認され、近年特に増加しているといわれているが、当地においては初観察となった。これまで見過ごしていたか、気づかずにいたのかもしれない。高さ20〜40cm。枝先に青紫色の花を1個ずつ上向きにつけていた。花冠は直径1~1.3㎝。
ヒナキキョウ(雛桔梗)は花が桔梗草に似て少し小さく、色が淡紫色で桔梗草より薄い。径0.5cmほどの星形で紫色。バス待ちの人たちには、ほとんど気づかれることなく咲いている姿に、何故か心惹かれるものがあった。