茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」726 2022.6.11
コノテガシワの実
道端でヒノキのような葉の木に変わった形の実がついているのを見つけた。
調べてみると、ヒノキ科コノテガシワ属のコノテガシワの木の実。
コノテガシワの実(球果)は、角がある独特の形をしている。色は、淡灰青色。秋には褐色に熟す。特徴は、枝の表裏の区別がないこと。ヒノキ属は明確な表裏の区別があるようだ。
コノテガシワ(児の手柏、側柏)の名は、枝が直立する様子が、子どもが手を上げる様子に似ていることから名づけられた。「側柏」の名は中国名で、葉が直立して上に伸びるという枝葉の形をそのまま表している。