茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」725 ヒエンソウ

茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」725 2022.610

ヒエンソウ

花の形を燕の飛ぶ姿に見立てて名付けられた。キンポウゲ科の二年生観賞用植物。

高さ約1m。葉は細かく掌状に深裂。鳥が飛ぶように見える青紫色を帯びた花を総状につけ、ひきつける植物だ。

園芸上は、属の学名デルフィニウムで呼ばれることが多い。英語名ラークスパー。

ヨーロッパ原産で、日本には明治時代初期に渡来した。茎の先端に縦に密集して花を咲かせる。細かい葉とまっすぐ伸びた茎が特徴。

 

大きな花びらに見える部分は、「咢(ガク)」という葉が変形してできたもので、花は咢の中央にある小さく突出している部分にある。