茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」717 2022.6.2
オランダカイウ
通り道脇にオランダカイウを見かけた。花のように見える白い部分は、サトイモ科特有の「仏炎苞」という部分で、漏斗状に巻いている。 真ん中にある直立した黄色い部分が、小花の密生する肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)である。
葉の特徴葉は、大形の矢尻形で、長い柄がある。 葉は肉厚で艶があり、少し巻いている。 オランダから伝わったのが和名の由来で、また「カイウ:海芋」は「海外の芋」といった意味がある。属名の Zantedeschia は17世紀イタリアの植物学者「ザンテデスキであり、エチオピアでは国花とされている。
オランダカイウを見ていると、尾瀬ヶ原のミズバショウを思い浮かべる。
先日、長女と孫息子が尾瀬ヶ原へミズバショウを見に出かけた。湿原は、水かさが多かったようだが楽しんできたようだ。