茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」709 2022.5.25
シオカラトンボ
水田脇コンクリートの上に静止したシオカラトンボを観察。
この時期、多く見かけるトンボだ。雄の個体の胴体部分が、塩のような白い粉で覆われてように見える特徴から「シオカラトンボ」という和名が付けられた。
東京世田谷で過ごした少年時代。近所で採集したトンボの多くはシオカラトンボであった。
連結している雌雄のシオカラトンボを目撃すると、少年たちの多くは追いかけまわした。
雌は、胴体が麦わら色をしており、少年たちはムギワラトンボと呼んでいた。雌の複眼の色は緑色をしており、雄の複眼は青色と異なっていることも当時の少年たちは観察していた。
雄は、静止型のなわばりを作ることが知られている。