茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」703 2022.5.19
ナスの花
当地の畑でナスの花が開花し始めた。葉の脇に淡い紫色の花を下向きにつけている。
属名の Solanum は、ラテン語の「solamen(安静)」からきているという説がある。 種小名の melongena は「ウリのなる」という意味からきている。
日本には、奈良時代に中国経由で渡来。和名の由来には、夏にとれる野菜「夏の実」から「なすび」になったとする説がある。
紫花の中心には、黄色い雄しべがある。ナスの花の紫と黄色のコントラストは見事だ。
果実が紫色をしているのはナスニンというアントシアニン系の色素が由来している。料理にナスを使用すると、周りの食材が紫色になるのはナスニンの影響。