茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」702 コマツヨイグサ

茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」702  2022.518

コマツイグサ

 当地のマツヨイグサが開花し始めた。

マツヨイグサの仲間は月見草とか宵待草とも呼ばれ、夕方から早朝に花が開く。小形で、普通に見られ、茎が地を這い、草高が低いのがコマツヨイグサ。北米原産で、世界中に広く帰化している。

日本には1910年代前後に渡来したとされ、外来生物法で要注意外来種に指定されている。

国立環境研究所の侵入データベースによれば、繁殖生態は、虫媒花。花期は初夏。生態的特性としては、撹乱地によく侵入する。影響としては、在来の砂丘植生と競合,遺伝的撹乱。

 

 見た目ではきれいでも、侵入生物というのは、在来種の競合や遺伝的攪乱の影響を受けていることがわかる。