茅ケ崎市・赤羽根「今日の生き物記録」692 2022. 5.8
イモカタバミ(フシネカタバミ)
林縁法面でイモカタバミの群生を観察した。
イモカタバミは、花茎の先に十数個の花が散形につく。 花弁は5枚。 花の色は濃い紅紫色で、濃い紅色の筋が入る。 花の真ん中も濃い紅色をしている。 雄しべの葯の色は黄色。
根際から生える葉は、1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形に見える。 小葉の形はハート形をしている。名の由来は、芋のような塊茎によって増えるところからきている。別名をフシネハナカタバミ。日本へは戦後に渡来した。現在では、栽培されていたものが逸出して各地で野生化し、道ばたなどに生えている。