赤羽根日誌 627 ツバキ樹木の模様 一日一種の生き物記録

ツバキ 樹木の「模様」

 いつも通る散歩道のツバキが剪定され、樹木の断面を見ることができた。

維管束が面白い形に見えたので、カメラに収めた。このような機会でもなければ、とうてい見ることができない。

 ツバキ樹皮の傷跡模様は、クリハラリスによるもので、各地においても観察されている。昨年、この傷跡模様を初めてみたときは、樹木図鑑を調べても記載されておらず、その正体がわからなかった。クリハラリスのことを調べていたら、爪で樹皮を剥ぐことが記載されていた。

 

 植物の「模様」というものは、何とも不思議なものだ。