足元の地衣類 Part2
昨日に続き、今日も地衣類の観察。
林道のスギ樹皮に粉状の地衣類を見つけた。
「街なかの地衣類ハンドブック」(大村嘉人, 文一総合出版, 2016)を手元に見ながら同定した。調べると、ミズイロレプラゴケであると思われた。
ミズイロレプラゴケは、スギ植林地内で最も目立つ地衣類の一つであることが記載されていた。地衣体は、水色がかった粉状。都市部のレプラゴケ属には複数種あり、実態がよく分かっていないらしい。正確に同定するためには、化学成分、地衣体や粉芽の形状などを調べる必要があることも記載されていた。