赤羽根日誌 618 オオイヌノフグリ 一日一種の生き物記録

茅ケ崎市・赤羽根のオオイヌノフグリ

 当地のオオイヌノフグリが開花し始めた。春に咲くおなじみの花。

朝夕は、まだ肌寒いが、寒さに耐えるように水色の可憐な花を咲かせていた。

果実の形から口にするのを憚られるような名前に、誰が一体いつごろから名づけたのだろうか。気になって調べたら、オオイヌノフグリの名前の由来は、日本に古来よりある植物のイヌノフグリによく似ていてイヌノフグリより大きいことから、その名で呼ばれるようになった。また、種の形が雄犬のフグリ(陰嚢)に似ているので、オオイヌノフグリと呼ばれるようになったという説が一般的だ。4枚の花びらからなる小さな青い花を咲かせ、瞳が覗いているように見える事から「星の瞳」という別名もあるようだ。

 

植物学者である「牧野富太郎」が発見し、その名を付けたといわれている。もっと、別の名前がなかったものか。「アオイヒトミ」でも良かったのでは。ネーミングのことを調べていると、いろいろと面白い事実に気づく。牧野富太郎は、奥さんの名前をとって「スエコザサ」の名前をつけていることも知った。